外資系金融機関の役職別平均年収と待遇

外資系金融機関のポジション別年収

ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、メリルリンチ、JPモルガン…。高給で有名な外資系金融機関ですが、実際はどのくらいの年収になるのでしょうか?役職別の平均年収をご紹介します。以下はあくまで平均年収となるため、ポジションや業績によっては平均年収を大きく上回る年収を稼ぎ出す人もいます。

入社年数 役職 年収
10年以上 マネージングディレクター 4,000-5,000万円
10年以上 エグゼクティブディレクター 3,000-3,500万円
7-9年 ヴァイスプレジデント 2,000-2,500万円
4-6年 アソシエイト 1,500-2,000万円
1-3年 アナリスト 700-1,000万円

如何でしょうか?リーマンショック後、ボーナスをはじめとする全体の給与レンジはさがっているようですが、それでも、他業種からすると、信じられないような給与レンジだということが分かります。

家賃補助も充実

外資系金融機関の多くは、社宅制度も充実しています。充実した社宅制度のため、外資系金融機関の若い社員が港区や千代田区の高級マンションに住んでいます。

この社宅制度は、家賃の本人負担は半分程度となっていて、上限は地位によって上がっていきます。エントリーレベルの若い社員でも25万円程度の負担で家賃50万円のマンションに住むことができます。

実際、僕の友人でも新卒で入社したJ.P モルガンで、手厚い社宅制度によって、新卒だったにも関わらず、駅近のタワーマンションに住むことができていました。

ボーナスは個人の業績に連動

また、ボーナスは個人の業績に完全に連動する上、その額が大きくなるとボーナスを現金と自社株に分け、数年程度の分割払いにする「ディファード・ボーナス」という仕組みもあります。

自社株を保有することで「会社の業績UP=株価アップ=個人の資産アップ」という流れを作ることができ、会社と個人間でWin-Winの関係を築くこともできます。