JPモルガン証券の選考プロセス@ボストンキャリアフォーラム 2018

筆記試験があればその種類と受験場所を教えてください

JPモルガン証券の特別ブース内で、独自の数学問題(統計)を7-8問程度、10分以内(もしかしたら12分か15分だったかもしれない)。面接終了後すぐに行われた。

選考プロセスとその内容を教えてください

①BCF10日ほど前に電話面接及びビデオ面接 (事前エントリー済み)

②面接1週間ほど前に事前課題の告知。「実際の企業の市場価値を上げる提案をせよ」、との旨の出題。

③BCF当日(金曜日)に面接。
(1) ディレクターの方と30分程度志望動機や自分に関する内容についての面接。
(2) その後別の社員の方が2-3人入れ替わりに事前課題に関する面接。それぞれ20-30分程度。発表内容のハードコピーが求められるため、それをお渡しし、自らの発表を行う。
(3) 面接修了後すぐに上述数学(統計)に関する問題を7-8問、所要時間10分以内で解いた。

面接で質問された内容は?

①BCF10日ほど前に電話面接及びビデオ面接

どちらも30分程度の志望動機等の基本的な内容に関するものが多い。質問時間を長く持ってくださったのが印象的で、BCFでのディレクター面接に役立つこととなった。

②BCF当日(金曜日)に面接

(1) まずは、ディレクターの方と30分程度志望動機や自分に関する内容についての面接。印象的であったのは、「誰か1人友人を思い浮かべて」と尋ねられた後、「その人の何がすごいのかを説明してください」という質問を受けた。

(2) その後別の社員の方が2-3人入れ替わりに事前課題に関する面接。1人あたり20-30分程度。発表内容のハードコピーが求められるため、それをお渡しし、自らの発表を行う。その後質疑応答で、「なぜ必要なのか」「こういう現状だけれども本当に有効策だと信じるか」などというご指摘・ご質問を受ける。質問の角度や内容についてはそれぞれの方によって異なる。かなり細かな点を掘ってこられることもあった。”

ディナーの内容

金曜日の夜に参加。
JPモルガンが用意した車で15分ほどのベイエリアのレストランだった。
参加学生人数は8人くらいであった。6人が学部生(交換留学含む)、2人が院生だったが、女性が多かった。レストランの雰囲気はかなり豪華な場所で、皆様落ち着きのある方々が多く、場をわきまえられることが求められているような印象を受けた。

面接担当の社員の方が4-5名いらっしゃり、学生と社員さんが交互に座るような形となった。多岐にわたった会話の内容としては、特にディレクターの方以外は個人的な質問をなさっていないので、バックグラウンドにおける話から始まり、実際の投資銀行での日々やどのような人がいらっしゃるか、またそれぞれの学生に対してどういう適性があるのかというフィードバックをなさっていたりしていた。

オファーをもらえたと思われる学生は、金曜日のディナーの前にすでにその旨が告知されているか、「明日(土曜日)うちのブース寄れる?」と聞かれていた。

JPモルガン証券に応募する上で、有効だった企業研究や個別の準備、又はやっておけばよかったこと

やはり論理力というよりは説得力が重要だと思った。特にどうしてJPモルガンなのか、という点ではかなり強いストーリーテリングが要されると思う。