ボストンキャリアフォーラム

ボストンキャリアフォーラムにおけるウォークインとは

ウォークイン学生、企業の双方にとってのセカンドチャンスです。学生にとっては、事前に応募できなかった、又は事前応募で落ちてしまった企業にトライできる機会であり、企業にとっても、事前のスクリーニングに漏れてしまった候補者をすくい上げることのできる貴重な機会でもあります。

ただし、先日、CFNから送られてきた公式メールのタイトルに以下の一文が書かれていました。

内定獲得&転職成功には【企業への事前応募がマスト】

この一文から分かる通り、主催企業であるディスコ社も過去の実績から、事前応募で面接予約を入れている学生の方が圧倒的に有利であると考えていることは肝に命じておくべきかと思います。企業からすると、数百万から数千万の投資が必要になるボストンキャリアフォーラムで、博打のようなウォークインに大きな期待をかける事は、リスクが高いため、どうしても事前に面接予約をしている学生たちが内定をし易い仕組みになっているわけです。

それでも可能性が決してゼロではないと断言できるのは、私自身も、私の友人や後輩たちもウォークインから内定やインターンシップのオファーを勝ち取ってきた実績をこの目で見てきているからです。

ウォークインの流れ

ウォークインをする方法は非常に簡単です。履歴書を片手に、興味のある企業のブースへ直接訪問するだけです。この面接には2つのパターンがあります。

パターン1) その場ですぐに一次面接

ブースには、通常、ウォークインしてきた学生を面接してくれる担当者が配置されていて、彼らがその場で一時面接をしてくれます。時間は15分~30分程度です。

このブースでの面接を突破すると、別フロアにある面接会場での、二次面接へと駒を進めることができます。この一時面接に突破さえできれば、後は事前応募で面接予約を獲得している学生たちと一応は同じ土俵に立てることになります。

パターン2)企業独自のエントリーシートを記入し、その後面接

企業の中には、最初に企業独自のエントリーシートを記入するように指示されることもあります。このエントリーシートには志望部門や動機、自己PR、学業以外で力を注いだことなどを書き入れる欄があります。通常のエントリーシートなので、しっかり記入して面接に臨みましょう。

パターン3) 履歴書を提出してあとで連絡

面接官がいない場合や、まず書類選考を企業側が実施したい場合などは、履歴書の提出を要求されます。

そして、企業側が書類選考をして、面接してみたい学生がいた場合に、後で連絡が来る、というパターンになります。ただ、このパターンの場合、よほど履歴書が魅力的でないと連絡が来る可能性は低いでしょう。

ウォークインの具体的なアプローチ方法

ウォークインのアプローチですが、多くの場合、誰かがブースの前に立っていますので、その人に声をかけましょう。下記が、よくあるアプローチです。

「失礼いたします。○○大学の山田太郎と申します。現在大学でファイナンスを専攻しておりまして、来年の春、インターンシップのポジションを探しています。御社でそのような機会があれば、応募させて頂きたいのですが。」

ここでポジションがあれば、履歴書の提出を求められたり、その場で面接をしてもらえたりします。また、上記のようなことを言わなくても、その場にいる人が会話を促してくれるはずです。

ウォークイン中心の学生は履歴書・レジェメの数に注意

ウォークイン中心の学生は履歴書・レジェメの数に注意が必要です。履歴書・レジェメのエントリのところでも書いていますが、ウォークインは思った以上に履歴書・レジェメを消費します。

そのため、毎年必ず会場で見る風物詩は、履歴書やレジェメが切れてしまった学生が現地で必死になって履歴書を手書きしているか、コピー機の前に長蛇の列を作っている姿です。

ボストンキャリアフォーラムのテーブル
ボストンキャリアフォーラムのテーブル

十分な履歴書やレジェメを持ち合わせないままボストンキャリアフォーラムに行くことは、十分な弾を込めずに戦場にのこのこ足を運ぶようなものです。

事前応募に落ちた企業にウォークインしていいのか?

これは、参加を考えている学生から、よく聞かれる質問です。

答えは、「もちろんです」。

各社は、自社の条件に合いそうな人間を、エントリーシートの内容、事前テスト結果、専攻、学校名など、様々な物差しを使って応募者をふるいに掛けています。もちろん、どのスクリーニングにどのように引っかかったのかによりますが、ブースに行って企業の方と直接話ができるウォークインならば、事前応募のプロセスを飛び越して、一次面接のテーブルにとりあえずは上がることができるため、是非積極的に再チャレンジするべきでしょう。

ウォークインの位置づけは企業によって異なる

ウォークインの内定率がそれほど高くないウォークインですが、ウォークインを積極的に歓迎している企業も中にはあります。以下は、Line株式会社の役員の方のツィートですが、積極的に受け入れていることが分かります。

ボストンキャリアフォーラム Line ウォークイン

また、以下はAmazonウェブサービスが掲示している張り紙です。こちらも歓迎している旨、記載されています。

アマゾンウェブサービス