概要
かつては世界市場をリードしていた電機業界ですが、ソニー、パナソニックをはじめとする個人向け電器産業はアップルやサムスンとの競争に敗れて、近年はリストラと事業売却が吹き荒れる厳しい業界になってしまいました。ソニーに関しては、かつての看板商品だったVAIOを投資ファンドに売却、テレビ事業も別会社にして切り離すなど、非常に厳しい状況です。
その中でも、企業向けのB2Bに大きく舵を切っていた日立製作所は、半導体製造装置などの電子装置や自動車機器などが好調で、2014年の連結営業利益予想を5100億円に上方修正しています。
工場を保有し、莫大な投資が必要なため、事業ポートフォリオの選択が、成否を分けていると言えるでしょう。
参加企業一覧
ソニー
パナソニック
三菱電機
日立情報通信エンジニアリング
日立製作所
富士電機