ボスキャリ開催の1ヶ月前は、「応募」と「面接対策」に全集中する時期です。これまでの自己分析・企業研究で作成した武器(レジュメ・履歴書)を最大限に活用しましょう。

1. 応募企業を確定させ、アポイントメントを死守する

1ヶ月前は、企業の事前応募の締め切りが集中するピークです。まだ応募が完了していない企業がある場合は、最優先で作業に取り掛かってください。

持ち駒の確認・選定:

応募可能な企業を最終チェックし、応募する企業を確定させます。行きたい企業だけでなく、練習台として応募する企業も含め、バランス良く選びましょう。

応募書類の提出:

企業ごとの締め切りを厳守し、レジュメ(Resume)や日本語の履歴書、ES(エントリーシート)をCFNサイトからアップロード・提出します。

面接アポイントの獲得:

書類選考が通ると、企業から**面接のアポイントメント(日時指定)**の連絡が来ます。メールを見逃さず、迅速に返信して面接時間を確定させましょう。人気企業やディナー選考の枠はすぐに埋まるため、スピードが命です。

💡ポイント: 応募時期を調整することで、企業の選考の波を分散させる戦略もあります。

2. 面接対策を徹底的に行う

アポイントメントが取れ始めたら、面接対策の時間を大幅に増やします。ぶっつけ本番は通用しません。

面接練習(モックインタビュー):

想定質問集(志望動機、自己PR、学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)など)を作成し、声に出して練習します。

友人やキャリアセンター、先輩などに頼んで、本番さながらの模擬面接を実施してもらいましょう。特に英語面接(外資系を志望する場合)の練習は必須です。

逆質問の準備:

面接の最後には必ずと言っていいほど「何か質問はありますか?」と聞かれます。入社意欲を示す重要な機会なので、企業ごとに2〜3つ、具体的な逆質問を用意しておきましょう。

 

3. 渡航・滞在の手配を最終確認する

渡航の1ヶ月前には、会場にたどり着き、最高のコンディションで臨むための物理的な準備も最終段階に入ります。

ホテルの予約や航空券の手配はとっくに終わっていると思いますが、念のため最終チェックを行います。

ホテル・航空券の確認:

予約完了メールなどを再確認し、日程や時刻に間違いがないかチェック。

ビザ・ESTAの確認:

日本在住など、アメリカ入国にビザやESTAが必要な方は、有効期限や取得状況を再確認。期限が迫っている場合はすぐに対応しましょう。

スーツ・身だしなみの準備:

面接用のスーツや靴、小物類を最終チェック。現地到着後に慌てないよう、しわにならないようパッキング方法も検討しておきましょう。

4. 企業ブースと会場の回り方をシミュレーションする

イベント当日の動きを具体的にイメージしておくと、時間のロスを防げます。

当日のスケジュール作成:

確定した面接アポイントを軸に、説明会やウォークイン(当日飛び込み参加)を検討している企業のブース訪問時間を組み込んだタイムテーブルを作成します。

会場マップの確認:

会場となるボストンコンベンション&エキシビションセンター(BCEC)のマップをチェックし、面接ブースがどこにあるのか、スムーズに移動できるかをイメージトレーニングしておきましょう。

💡ポイント: アポなしで挑戦するウォークイン対策として、どの企業にいつ行くかの優先順位も決めておきましょう。

まとめ

ボスキャリ1ヶ月前は、事前応募の締め切りラッシュと面接対策の本格化が重なる、最も忙しく、最も大切な時期です。

「もう間に合わないかも…」と焦る必要はありません。これまで準備してきたことを信じて、残りの1ヶ月間、効率よく、集中して乗り切りましょう。

内定獲得は目前です! 頑張ってください!