ロンドンキャリアフォーラム2026には、世界を代表する会計事務所「Big4(デロイト、PwC、KPMG、EY)」が今年も勢揃いします。
4グループともコンサルティング、アドバイザリー、監査などの領域で幅広く募集を行っていますが、実は「応募締切のタイミング」「募集職種と対象(正社員かインターンか)」「言語要件」に大きな違いがあるのをご存知でしょうか?
特にPwCとEYのコンサルティング部門は、他社に比べて締切が非常に早いため注意が必要です。この記事では、限られた時間で効率よく対策を進めるための比較ポイントをまとめました。
ビッグフォー(Big4)募集内容比較まとめ
| 項目 | PwC Japanグループ | EY Japan | デロイト トーマツ | KPMGジャパン |
|---|---|---|---|---|
| 主な募集職種 | ・ビジネスコンサル (BC) ・M&A/戦略コンサル (MA) ・デジタルリスク (RA) |
・ビジネス/テクノロジーコンサル ・サステナビリティ (CCaSS) ・IT監査/リスク |
経営コンサルタント | ・Summer Internship ・経営コンサル Internship ・ビジネスコンサル (監査法人) |
| 応募締切 | BC:1月12日 MA:1月15日 RA:2月4日 |
コンサル:1月22日 その他:2月23日 |
2月3日 (最終) ※早期12/24, 1/8, 1/20推奨 |
2月1日 |
| 言語要件 | BC:日上級/英初級 MA:日ネイティブ/英上級 RA:日上級/英上級 |
コンサル:日上級/英上級 CCaSS:日ネイティブ/英上級 |
日上級/英上級 | 日上級/英中級 |
| 選考の特徴 | コンサル職はWeb適性検査が1回のみ MA職はWalk-in実施なし |
コンサル職は最終面接をロンドン現地で実施 | 現地Walk-inは未定 早期応募推奨 |
インターン選考が中心 夏期プログラムへの参加権 |
各社の詳細分析
1. PwC Japanグループ
職種ごとに細かく募集要項が分かれており、締切や要件が大きく異なります。
- コンサルティング (BC職): 締切が1月12日と4社の中で最も早いです。特筆すべきは英語要件が「初級レベル」とされている点。日本語力(上級)があれば、英語に不安がある方でも積極的に挑戦できるポジションです。
- アドバイザリー (MA職): M&Aや戦略に特化したエリート職種で、締切は1月15日。こちらは日本語ネイティブレベルが求められます。当日受付のWalk-inは実施しない予定なので、事前応募が必須です。
- 監査法人 (RA職): デジタルリスクコンサルタントとして、サイバーセキュリティやAIガバナンスなどを扱います。締切は2月4日と比較的余裕があります。
2. EY Japan
コンサルティング部門と監査法人部門で、締切が1ヶ月近く異なる点に注目してください。
- EYストラテジー・アンド・コンサルティング: ビジネス・テクノロジーコンサルタントを募集。締切は1月22日です。最終面接はロンドン現地での対面実施が必須条件となっています。
- EY新日本有限責任監査法人: 気候変動・サステナビリティ(CCaSS)やIT監査職を募集。締切は2月23日とイベント直後まで開いており、文系だけでなく理系専攻の方も広く歓迎されています。
3. デロイト トーマツ コンサルティング
「経営コンサルタント」として一括で募集を行っているのが特徴です。
- 早期応募が鍵: 最終のプレエントリー期限は2月3日ですが、本エントリーの締切は複数回(12/24、1/8、1/20)設定されています。早く応募するほど面接枠の確保が有利になるため、早期応募を強く推奨します。
- 選考スタイル: 2月21日〜22日のロンドン現地での対面面接を極めて重視しています。Walk-inの実施は未定となっており、事前に面接予約を取り付けることが内定への近道です。
4. KPMGジャパン
他社と異なり、「インターンシップ」としての募集がメインとなっているのが最大の特徴です。
- 夏期インターンへの登竜門: あずさ監査法人、KPMGコンサルティングなど4法人が合同・個別で実施する、2026年夏季プログラム(6月〜9月)への選考となります。
- 採用直結型: 特にKPMGコンサルティングのインターンは「Job型選考」を含んでおり、インターンでの評価がそのまま内定(オファー)に直結するプロセスです。
- あずさ監査法人: 「ビジネスコンサルタントコース」として、CFOアドバイザリーやESGアドバイザリーなどの専門ポジションで募集があります。
ロンキャリ成功のための総合アドバイス
皆さんがロンドンで最高の結果を出すために、以下の3つのポイントを意識してスケジュールを組みましょう。
① スケジュールの優先順位を明確に!
最優先(1月中旬締切): PwCコンサル(1/12)、PwCアドバイザリー(1/15)、EYコンサル(1/22)。 これらはフォーラム開催の1ヶ月以上前に締め切られます。直前に動いても応募すらできないため、今すぐ準備を始めてください。
次点(2月上旬締切): KPMG(2/1)、デロイト(2/3)、PwC監査(2/4)。
② 英語力に合わせて戦略を立てる
英語力に自信がない場合は、PwCコンサルティングのビジネスコンサルタント職(BC職)が有力な選択肢です。逆に、英語力をアピールしたい方は、EYやデロイト、PwCのMA職でグローバルな適性をアピールしましょう。
③ インターンか、本採用か
- 即内定を目指すなら: PwC、EY、デロイトの本採用枠。
- 実務評価を得たい・卒業まで余裕があるなら: KPMGのインターンシップ。
ロンドンキャリアフォーラムは、欧州留学生にとって最大のチャンスです。事前応募を制する者が選考を制します。まずは第一志望の締切日をカレンダーに書き込むことから始めましょう!
皆さんのロンドンでの就職活動が実り多きものになるよう応援しています。
