ロサンゼルスキャリアフォーラム(ロスキャリ)2026への参加を控える皆さんに朗報です。世界を代表する会計事務所「Big 4」の全4社が、米国日系企業向けサービス部門(Japanese Practice)での募集を開始しています。
日本語と英語を駆使してグローバルに活躍したいバイリンガル学生にとって、Big 4は最注目の企業群。しかし、各社で募集職種やインターンの時期、研修制度には意外な違いがあります。皆さんのキャリアビジョンに最適な1社を見つけるために、最新の求人情報を比較・整理しました。
1. Big 4求人比較まとめ
まずは、4社の募集概要を一覧で比較してみましょう。各社とも米国での日系企業向けサービスグループでの採用となります。
| 項目 | Deloitte(デロイト) | PwC | EY(アーンスト・アンド・ヤング) | KPMG |
|---|---|---|---|---|
| 募集部門 | 日系企業サービスグループ | 米国日系企業部 (JBN) | Japan Business Services (JBS) | U.S. Japanese Practice |
| 主な募集職種 | ・フルタイム(正社員) ・インターンシップ |
・Audit/Tax アソシエイト ・Audit/Tax インターン |
・Audit インターン (2026/27) ・Tax インターン (2026) |
・Audit アソシエイト (2026秋) ・Audit/Tax インターン |
| サービス領域 | 監査・税務に加え、Advisory(IT・リスク)もあり | 監査・税務に特化 | 監査・税務が中心 | 監査・税務が中心 |
| インターン時期 | 通年(詳細は選考内で確認) | 夏期固定(6月〜8月の約2ヶ月) | 夏期(2026 / 2027 Summer) | 夏期・冬期の2回(各2ヶ月) |
| インターン時給 | $25.64 〜 $51.44 | $29.25 〜 $48.00 | (非公開) | (非公開) |
| 主な特徴 | 職種・勤務地の選択肢が非常に広い | CPA要件が明確で、給与の透明性が高い | グローバルネットワークの統合性を強調 | 「KPMG Lakehouse」での集合研修 |
2. 各社の特徴と詳細をチェック!
Deloitte LLP(デロイト)
4社の中で最も募集職種の幅が広いのがデロイトです。会計・税務だけでなく、Advisory(リスク管理やITコンサルティング)のポジションも積極的に募集しています。そのため、会計学専攻の学生だけでなく、IT、経済、数学、工学系などのバックグラウンドを持つ皆さんにもチャンスが広がっています。
勤務地もNYやLAといった大都市から、日系製造業の拠点が集まる中西部(インディアナ、オハイオなど)まで網羅しており、希望のライフスタイルに合わせた選択がしやすいのが特徴です。
PwC(プライスウォーターハウスクーパース)
PwCは、監査(Audit)と税務(Tax)の専門性を極めたい方に最適です。応募段階でCPA(米国公認会計士)の受験資格要件が細かくチェックされるため、会計学を主専攻としている学生にとっては、その専門性を正当に評価してもらえる環境です。
また、インターンの時給レンジやスケジュールが非常に明確で、将来のキャリアパスを見通しやすい透明性の高さが魅力です。
EY(アーンスト・アンド・ヤング)
EYは、今回のロスキャリでは主に2026年・2027年向けのインターンシップに注力しています。特に「Diversified Intern Group」という枠組みでは、多様な経験を積むことが推奨されており、個々の成長を重視する文化が伺えます。
JBS(Japan Business Services)という組織がグローバルで強固に連携しているため、将来的に日本を含む他国への異動や連携を視野に入れている皆さんにとって、強力なネットワークになるはずです。
KPMG
KPMGの最大の特徴は、フロリダ州オーランドにある巨大研修施設「KPMG Lakehouse」でのトレーニングです。インターン生もこの施設に招待され、全米から集まる同期たちと寝食を共にしながら最先端のスキルを学びます。このネットワーキング体験は、他社にはない大きな付加価値と言えるでしょう。
募集面では、2026年秋入社のフルタイム募集に加え、冬期のインターンシップ枠がある点も、スケジュール調整が必要な学生にとっては嬉しいポイントです。
3. 失敗しない「比較のポイント」と選び方
どの社に応募すべきか迷っている皆さんは、以下のポイントで絞り込んでみてください。
- ITやコンサルにも興味がある: Deloitteが第一候補。Advisory部門の募集を確認しましょう。
- 研修環境や同期との繋がりを重視: KPMGのLakehouse研修は唯一無二の体験です。
- 会計・税務のプロとして早期に自立したい: PwCやEYがおすすめ。特にPwCはCPA取得に向けたステップが明確です。
- 冬休みを有効活用したい: 冬期インターンを募集しているKPMGや、柔軟な対応が期待できるDeloitteをチェック。
Big 4の選考はスピード感が重要です。ロスキャリ本番までに、各社のサービス内容や文化の違いを理解し、自分の強みがどこで最も活かせるかを整理しておきましょう。
