概要

電通ラッシュという言葉があるほど人気の電通ですが、この会社も博報堂と並び、ボストンキャリアフォーラムの常連です。電通に関して言えば、近年のトレンドは、何と言っても屋台骨となってきたポストテレビCMの事業展開でしょう。インターネットの普及により、テレビCMの位置づけは変化しており、テレビCMでの売上が下降することが予測されています。

その流れに対応するための電通の戦略は2つあり、一つがWeb広告などのインタラクティブ広告への注力と、海外展開です。ただし、インタラクティブ広告の分野に関して言えば、アイレップ等の専門代理店と比較すると、出遅れ感は大きく、この市場での存在感は小さいのが現状です。

海外展開については、電通の決算資料を以下に抜粋していますが、安定した巨大市場である北米と、成長市場である東南アジアに照準を絞っています。ここにバイリンガル人材の企業としてのニーズがあると言えます。が、実際には海外採用された学生たちの多くは国内事業へアサインされること多く、英語がどれだけ生かせるかは未知数なところでしょう。
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