面接が終わった後、何度もメールボックスをリロードしていませんか?
「手応えはあったはずなのに連絡が来ない」「次のステップの案内はいつ?」
ボスキャリという短期間での選考において、企業からの連絡が途絶えることは、皆さんのメンタルに大きな影響を与えます。
いわゆる「サイレント落ち(サイレントお祈り)」は、残念ながらボスキャリでも珍しくありません。しかし、ただ待っているだけでは貴重な3日間が無駄になってしまいます。
今回は、ボスキャリ特有の「連絡が来ない場合の判断基準」と、その状況下で「皆さんが取るべき具体的なアクション」について解説します。
そもそも「サイレント落ち」とは?なぜ連絡が来ないのか
サイレント落ちとは、不採用の通知すら来ず、連絡が途絶えることを指します。特にボスキャリのような大規模イベントでは、企業側も何百人もの候補者を短期間で捌かなければならないため、以下のような事情で連絡が遅れる(あるいは来ない)ケースがあります。
- 合格者への連絡を最優先している(不採用者への連絡は後回し)
- 「キープ」扱いになっている(辞退が出たら連絡しようとしている)
- 事務処理が追いついていない(単純なオペレーション遅延)
しかし、ボスキャリはスピード勝負です。通常の就活と同じ感覚で待っていてはいけません。
【期間別】これって不合格?連絡待ちの目安ライン
ボスキャリにおける「待つべき期間」は、選考のフェーズによって異なります。通常の就活よりも圧倒的にサイクルが早いことを意識してください。
| フェーズ | 合格連絡の目安 | サイレントの可能性大 |
|---|---|---|
| 事前応募(オンライン面接) | 3日〜1週間以内 | 2週間以上連絡なし |
| ボスキャリ開催期間中 | 当日中 〜 翌朝 | 24時間以上連絡なし |
| 最終面接後 | 当日 〜 1週間以内 | 2週間以上連絡なし |
特にボスキャリ開催期間中(金・土)の面接は要注意です。企業は優秀な学生を他社に取られないよう、合格者にはその日のうちに「ディナーのお誘い」や「翌日の面接案内」を出す傾向があります。もし面接から24時間以上経過しても音沙汰がない場合は、気持ちを切り替えて次の行動に移る準備が必要です。
結果が来ない時に皆さんがやるべきこと
ただ不安に過ごすのではなく、状況を打破するためにアクションを起こしましょう。
1. 迷惑メールフォルダを確認する
初歩的ですが、海外からのアクセスや企業のメーリングリスト経由のメールは、迷惑メールに振り分けられることが多々あります。Gmail等の設定を今一度確認してください。
2. 問い合わせメールを送る(催促メール)
「催促したら印象が悪くなるのでは?」と心配する方もいますが、礼儀正しく聞く分には問題ありません。特にボスキャリ期間中は、単なる連絡漏れの可能性もゼロではないため、確認する価値はあります。
以下は問い合わせメールの例文です。
件名:【選考結果の確認】◯月◯日の面接のお礼と選考状況について(氏名)
本文:
〇〇株式会社
採用担当者様お世話になっております。
ボストン大学の〇〇(氏名)です。先日は、ボストンキャリアフォーラムにて面接の機会をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇様(面接官の名前)のお話を伺い、貴社で働きたいという思いがより一層強くなりました。先日実施いただきました面接の選考結果につきまして、いつ頃ご連絡をいただけるかご教示いただくことは可能でしょうか。
ボスキャリ期間中のため、ご多忙の折に大変恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。————————————————–
署名
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3. スパッと諦めて「ウォークイン」に走る
これが最も重要です。ボスキャリで最も避けたいのは「連絡待ちで動けず、持ち駒がなくなること」です。
結果が来ない企業に執着するよりも、履歴書を持って会場を歩き、興味のある企業のブースに直接アピール(ウォークイン)しに行く方が、内定獲得の確率は上がります。「ご縁がなかった」と割り切り、足を動かした人から次のチャンスを掴んでいます。
まとめ:連絡待ちは「不合格」と仮定して動くのが吉
厳しい言い方かもしれませんが、ボスキャリにおいては「No News is Bad News(便りがないのは悪い知らせ)」と考えておく方が、精神的にも戦略的にも有利です。
- 開催期間中は「即連絡」が基本。来なければ次へ!
- どうしても気になるなら丁寧に問い合わせる。
- 1社の結果に固執せず、ウォークインで新たな出会いを探す。
皆さんのボスキャリでの時間が、待ち時間で終わらないよう、主体的かつアグレッシブに行動してください。応援しています!
