ボストンキャリアフォーラム(ボスキャリ)は、面接やセミナーだけでなく、体力勝負のイベントでもあります。「一体何時にホテルに戻れるのか?」「ディナーに呼ばれたらどうなるのか?」といった当日のタイムスケジュールを事前に把握しておくことは、メンタルと体力のマネジメントにおいて非常に重要です。
帰宅時間は、選考の進み具合やディナー招待の有無によって大きく異なります。ここでは、1日目・2日目のパターンと、最終日(3日目)の動きについて詳しく解説します。
1日目・2日目のスケジュールと帰宅時間
まずは、ボスキャリのメインとなる1日目と2日目の公式スケジュールを確認しましょう。
| 時間 | イベント内容 |
|---|---|
| 9:00 AM | 受付開始 |
| 10:00 AM | セミナー・ブース開始 |
| 5:00 PM | 受付終了 |
| 6:00 PM | フォーラム閉場 |
| 7:00 PM | インタビュールーム閉場 |
公式には上記の通りですが、皆さんの実際の帰宅時間は、「ディナーに招待されるか否か」で大きく2つのパターンに分かれます。
パターンA:ディナーが入っている場合(帰宅は21:30以降)
夕方から夜にかけて、面接を勝ち抜いた学生には企業からディナーへの招待が入ることがあります。これは内定への重要なステップです。
ディナーは通常2時間程度行われます。移動時間や解散後の挨拶などを含めると、最終的に解放されるのは夜9時過ぎになることが一般的です。ホテルに戻るのは9時半〜10時頃になるでしょう。
注意点: ボストンの夜は寒く、場所によっては人通りが少なくなります。遅くなる場合は、地下鉄(T)よりもUberやLyftなどの配車サービスを利用して、安全にホテルへ戻ることを強くおすすめします。
パターンB:ディナーがない場合(帰宅は19:00過ぎ)
一方、ディナーの予定がない場合は、フォーラム閉場やインタビュールームの閉鎖とともに帰路につくことになります。おおよそ夜7時過ぎにはホテルに戻れるスケジュール感です。
ここでメンタル面のアドバイスです。友人と参加している場合、「自分だけ呼ばれず、友人はディナーへ」という状況は往々にして起こります。取り残されたような孤独感を感じるかもしれませんが、これはボスキャリ参加者の多くが経験する道です。
もし予定が空いたなら、無理に落ち込まず「翌日のための休息時間」と割り切りましょう。もしくは、会場近くのクインシーマーケット(Quincy Market)へ足を運んでみるのも良いリフレッシュになります。多くのレストランやショップが並び、賑やかな雰囲気を味わうことで、孤独感も紛れるはずです。美味しいクラムチャウダーを食べて、英気を養いましょう。

3日目(最終日)の帰宅時間
最終日はスケジュールが短縮されます。多くの企業が撤収作業に入り、選考も最終局面の確認やオファー出しが中心となります。
| 時間 | イベント内容 |
|---|---|
| 9:00 AM | 受付開始 |
| 10:00 AM | セミナー・ブース開始 |
| 12:00 PM | 受付終了(要注意) |
| 3:00 PM | 全会場 閉場 |
公式には午後3時で完全終了ですが、実際には昼過ぎには会場を後にする学生が大半です。企業ブースも午後になると片付けを始める場所が増えてきます。
最終日は、「フライトまでの時間をどう過ごすか」あるいは「観光をしてから帰るか」を事前に計画しておくとスムーズです。特に大きな荷物(スーツケース)を持っている場合は、会場での預かりサービスやホテルの保管状況を事前に確認しておきましょう。
3日間という短い期間ですが、時間の使い方が結果を左右します。自身のスケジュールに合わせて、無理のない計画を立ててください。
