優れた英文・和文レジュメが選考の土俵に上がるための「チケット」だとすれば、面接こそが採用の可否を決定する最重要項目です。ボストンキャリアフォーラム(BCF)における面接は、大きく分けて以下の3つのフェーズで進行します。
それぞれの時期によって面接の目的や形式が異なるため、しっかりとしたイメージトレーニングが必要です。
1. ボストンキャリアフォーラム前の「事前インタビュー」
すべての企業ではありませんが、人気企業や外資系企業を中心に、書類選考を通過した学生に対してボストンキャリアフォーラム開催前に電話やWeb会議ツール(Zoom、Teams等)でのインタビューを実施します。
この事前面接は、当日の面接枠を効率よく埋めるために、さらに志望者を絞り込む目的で行われます。ここを突破しないと、ボストンの会場で面接ブースに座ることさえできないケースもあるため、準備を怠らないようにしましょう。
2. ボストンキャリアフォーラム当日「会場でのインタビュー」
いよいよ本番、最大の山場です。BCFの期間中、各企業は通常2〜3回の面接を設定しています。それぞれの面接時間は30分〜60分程度で、回を追うごとに現場責任者からパートナー、役員クラスへと面接官の年次が上がっていきます。
企業によっては、この3日間で内定(オファー)まで出し切ることもあります。特にコンサルティングファームや監査法人などは、スピード感を持って判断する傾向にあります。
| 面接回数 | 面接官のレベル | 主なチェックポイント |
|---|---|---|
| 1次面接 | 若手・中堅社員 | 基礎能力、コミュニケーション能力、経歴の確認 |
| 2次面接 | マネジャークラス | 専門スキル、カルチャーフィット、論理的思考 |
| 最終面接 | 役員・パートナー | 入社への覚悟、キャリアビジョン、最終決定 |
3. ボストンキャリアフォーラム後の「事後面接・最終選考」
多くの企業は、ボストンでの面接を終えた後、最終確認のためのステップを設けています。ボストンで評価が固まっている場合、この事後面接は「最終意思確認」の場となることが多いですが、役員による厳しいチェックが入ることも忘れてはいけません。
ここで課題となるのが「面接の場所」です。現在はオンライン面接が主流ですが、中には「最後は対面で」と日本への帰国を求める企業もあります。その場合は、冬休み期間を利用できるよう交渉するなど、学業とのバランスを考えてスケジューリングしましょう。
面接は「場数」と「準備」がすべて
面接で緊張せずに自分を出し切るためには、とにかく場数を踏むことが不可欠です。間違っても、BCF当日に「ぶっつけ本番」で挑むようなことだけは避けてください。
- 模擬面接の実施: 開催の2ヶ月前くらいから、友人同士で面接官役を交代しながら練習しましょう。
- セルフ・レコーディング: 自分の受け答えを録画して見直すと、話し方の癖や表情の硬さに気づけます。
- 想定問答集の作成: 頻出質問に対して、自分のエピソードをどう紐付けるか整理しておきましょう。
皆さんの強みを最大限にアピールできるよう、万全の準備でボストンの地を踏みましょう!
