東京サマー/ウインターキャリアフォーラムは、夏休みと冬休みのタイミングで、東京を舞台に開催されるキャリアフォーラムです。
サマーとウインターを比較すると、圧倒的にサマーの方が大きな規模になっています。2008年ベースだと、サマーが180社以上の出展であるのに対し、ウインターは30社ほどの規模です。
また、外資系が多いボストンキャリアフォーラムと比較すると、圧倒的に日系が多いのも、東京サマー/ウインターキャリアフォーラムの特徴といえるでしょう
東京キャリアフォーラムの特徴
他のキャリアフォーラムとの採用プロセスの違い
ロサンゼルスや ボストンキャリアフォーラムでは採用担当者が海外出張をしてきている関係もあり、イベント期間中に集中的に面接をして選考プロセスが進みますが、東京サマーキャリアフォーラムは日本で行われている イベントのため、イベント期間中に採用を決めるというよりは、そこで 会った学生とその後1 – 2週間程度の間に連絡をとり、選考を進めていく 形が多くなります。
東京サマーキャリアフォーラムに出展している多くの企業は主に日本国内に オフィスを構えているので、オフィスに戻ってスタッフ全員で話合い、 次のステップを決めていく場合が多いです。この理由もあり、企業に よってはイベントでは説明会のみ、または第一次面接までしか行って いない場合もあります。
他のキャリアフォーラムにないメリットは?
メリットについてですが、東京サマーキャリアフォーラムにはロサンゼルスやボストン キャリアフォーラムに出展していない企業や業界が多く参加していることが最大のポイントでしょう。海外までいく事ができないが、海外学生を採用したい企業が東京サマー キャリアフォーラムに集まるのです。
その為、もし機会があれば、ロサンゼルスや ボストンキャリアフォーラムだけではなく東京サマーや他のイベントにも 参加し、より多くの企業と話をする事がよいでしょう。
参加する上でのポイント
近年は、企業によって採用人数を縮小していますので、今までより選考基準が 厳しくなったり、通常より選考に時間をかけている場合もあります。 その為、できるだけ長くイベント後も日本にいる事が理想となります。
ですから、もし日本の滞在期間が決っていて、アメリカに戻らなくてはいけない 場合は、日本にいつまでいるかを企業に伝えてください。企業によっては 選考プロセスを早めたり、電話やオンラインでの面接を行う等、応募者のスケジュールに合わせてくれる可能性はあります。企業への熱意によって 対応も変わってきますので、何故この企業で働きたいか、「熱意」を 企業にちゃんと伝える必要があります。
最終面接まで行っている企業が少ない可能性はあるものの、それでも 事前の準備は欠かせません。訪問する企業はいつでも面接ができるように 準備をされる事をお勧めします。