国内就職活動の選考前倒しによりボストンキャリアフォーラムの重要性が高まる

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2017年度卒業予定の学生率は、6月時点で5割を超えたという記事が日経新聞に掲載されていました。2016年度の就職活動は昨年の反省から経団連が2ヶ月前倒しになり、6月1日解禁になりました。ただ、この解禁日は建前だけのことが多く、多くの企業はかなり前から水面下で選考を進めており、解禁日を過ぎたタイミングで一斉に内定を出し始める、というのが実情になっています。

それでも、昨年はこの解禁日が2ヶ月遅い8月だったため、海外の学校に交換留学をしている日本人学生の多くは5-7月の間に帰国するケースが多く、解禁前になんとか帰国し、国内就職戦線に加わることができました。

しかし、先に説明した通り、2016年は6月が解禁日になったため、多くの交換留学生は課金直前か、丁度ピークの時期に帰国することになり、非常に不利な状況に置かれることになっています。

そのため、ボストンキャリアフォーラムを始めとする留学経験者向けのジョブフェアの重要性は益々上がっているという状況になっています。万が一国内就職戦線の結果が芳しくなく、内定ゼロか不本意な企業からの内定しかない場合は、背水の陣で各種キャリアフォーラムに臨む必要があります。

参考までに、以下が今後のキャリアフォーラムの予定です。

7月 交換留学生のためのキャリアフォーラム:参加企業数約20社
9月 シドニーキャリアフォーラム:参加企業数9社
10月 ロセンゼルスキャリアフォーラム:参加企業数約20社
11月 ボストンキャリアフォーラム:参加企業数約200社
12月 東京ウィンターキャリアフォーラム:参加企業数約100社

以上のスケジュールを見てわかる通り、ボストンキャリアフォーラムは参加企業の数において他のキャリアフォーラムを圧倒しています。後がない学生の皆さんは、十分な準備をした上で臨む必要があると言えるでしょう。