ボスキャリの選考プロセスが進む中で、Webテストの案内を受け取った際、「自宅受験型(監視あり)」という記載を見てドキッとしたことはありませんか?
「自宅なのに監視?」「C-GABと何が違うの?」「カンニングとみなされる行動は?」など、不安を感じている皆さんも多いはずです。
今回は、近年導入企業が増えている「自宅監視型Webテスト(C-GAB・玉手箱)」について、その仕組みや通常のテストとの違い、そしてボスキャリ期間中に慌てないための具体的な対策方法を解説します。
1. そもそも「自宅監視型」Webテストとは?
通常、C-GABと言えば「テストセンター(専用会場)」に出向いて受験する形式を指しますが、コロナ禍以降、自宅にいながらテストセンターと同等の厳格な環境で受験できる「AI監視型・有人監視型」のWebテストが普及しました。
具体的には、PCのWebカメラを通じて、試験中の皆さんの様子が録画・監視されます。これにより、替え玉受験やカンニングなどの不正を防ぐ仕組みです。
ボスキャリに参加する企業、特に総合商社や金融、大手コンサルティングファームなどでは、初期スクリーニングとしてこの形式を採用するケースが増えています。
2. 通常のWebテスト・テストセンターとの違い
では、従来の形式と何が違うのでしょうか。主な違いを整理しました。
| 項目 | 自宅受検型(通常) | テストセンター(C-GAB) | 自宅監視型 |
|---|---|---|---|
| 場所 | 自宅・自由 | 専用会場 | 自宅(個室必須) |
| 監視 | なし | 試験官あり | AI + 有人監視(カメラ) |
| 電卓 | 使用可 | 使用不可 | 原則使用不可 |
| メモ用紙 | 自由 | 会場配布のみ | 画面上のメモ機能など(要確認) |
最大の特徴は、自宅受験でありながら「電卓が使えない」「監視されている」という点です。いつものWebテスト(玉手箱など)の感覚で、電卓を用意して挑むと痛い目を見るため注意が必要です。
3. どこまで見られてる?「監視」の裏側とNG行動
「監視型」といっても、試験官が画面の向こうでずっと睨みつけているわけではありません。基本的にはAIが不審な動きを検知し、フラグが立った箇所を人間が確認するフローが一般的です。
以下の行動は「不正」と疑われる可能性が高いため、ボスキャリ本番では絶対に避けてください。
- 視線のキョロつき: 頻繁に画面から目を離す、手元を凝視しすぎる(カンペ疑い)。
- 複数人の映り込み: 部屋に友人が入ってくる、背後を誰かが通る。
- 音声の検知: 問題文を声に出して読む、独り言、周囲の話し声。
- 不自然なPC操作: 別ウィンドウを開く、コピー&ペーストを試みる。
特に海外留学生の皆さんは、シェアハウスや寮に住んでいる場合も多いでしょう。受験中は「ルームメイトに部屋に入らないよう頼む」「静かな環境を確保する」ことが、学力対策以前に重要な準備となります。
4. ボスキャリ学生がやるべき3つの対策
監視型であっても、出題される問題自体は従来の玉手箱やC-GABと同じ形式(計数・言語・英語)であることがほとんどです。特別な勉強をする必要はありませんが、環境面での対策は必須です。
① 筆算(暗算)のトレーニングをしておく
前述の通り、監視型Webテストでは電卓の使用が禁止されるケースが多いです。通常の玉手箱対策で「電卓ありき」の練習をしていると、本番で計算スピードが追いつかなくなります。概算での計算や、筆算のスピードアップを意識して練習しておきましょう。
② 受験環境のセットアップ
カメラに余計なものが映り込まないよう、机の上を整理整頓してください。また、デュアルモニター(2画面)を使用している場合、カンニングを疑われるため、必ずシングルモニター設定に戻すか、サブモニターの電源を切っておきましょう。
③ 接続テストを必ず行う
海外からの受験の場合、回線速度が不安定になることがあります。多くのテストプラットフォームには事前の「動作環境チェック」機能があります。本番直前ではなく、数日前に必ずチェックを行い、カメラやマイクが正常に作動するか確認してください。
5. まとめ:過度に恐れる必要なし!
「監視型」という言葉には威圧感がありますが、企業側が求めているのは「公正な環境で、皆さんの本来の実力を知りたい」という点に尽きます。
やましいことがなければ、堂々と受験すれば問題ありません。ボスキャリの面接で忙しくなる前に、Webテスト対策は早めに終わらせ、万全の状態で本番に臨んでください。
皆さんのボスキャリでの成功を応援しています!
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