ベストは2年次までに交換留学をしておくこと
では、日本の4年生大学・大学院に在籍している人は、どのタイミングで交換留学をすればよいのでしょうか?
タイミングとして考えられるのは、2年次または、3年次での留学ですが、私は、2年次での交換留学を強くお勧めします。
理由は、海外留学生としてのボストンキャリアフォーラムの参加と、日本国内での就職活動というおいしいとこどりをすることができるからです。
下の図を見てください。これは、2年次に留学した場合のフローです。
通常、アメリカを中心とする英語圏内の留学は、9月~翌年8月くらいまでの間になります。これであれば、日本の就職活動が活発化する秋前には帰国ができ、日本での就職活動をしながら、卒業までにボストンキャリアフォーラムに2回参加するチャンスがあります。
機会損失が発生する3年次留学
危険なのは、3年次での留学です。3年次に留学すると、日本の就職活動のピークと重複してしまうため、ボストンキャリアフォーラムが唯一の就職活動のチャンスになってしまいます。
日本国内で就職活動をする最大のメリットは、何と言っても、応募できる企業数が膨大にあることです。これは、海外に完全に留学している学生は享受できないチャンスです。
「新卒」というのは、人生でほぼ唯一、ポテンシャルのみで採用してもらえる貴重な機会です。この機会を最大限に活用しない手はありません。