就職活動を進める中で、「留学経験って本当に有利になるのかな?」「今はどれくらいの学生が海外に行っているんだろう?」と気になっている皆さんも多いのではないでしょうか。グローバル化が進む現代、企業が求める人材像も変化しています。
今回は、独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が発表した最新の調査データを基に、日本人学生の留学状況を読み解き、それが就活にどう影響するのかを解説します!
データで見る!日本人学生の留学状況
まずは、最新の統計から留学者数の推移や人気の渡航先を見てみましょう。皆さんのライバルや仲間たちが、どのような形で海外へ飛び出しているのかが見えてきます。留学総数は約9万人ですが、6万人弱は1ヶ月未満の語学研修です。

| 項目 | 2023年度(令和5年度)実績 |
|---|---|
| 日本人留学生 総数 | 89,179人(前年度比 約1.5倍) |
| 大学等の協定に基づく留学 | 56,560人 |
| 人気の国・地域 第1位 | アメリカ合衆国(13,517人) |
| 人気の国・地域 第2位 | オーストラリア(9,163人) |
| 人気の国・地域 第3位 | 韓国(8,384人) |
アメリカ合衆国がNo.1ですが、近年の物価高と為替レートの影響で、欧米への留学生は減少傾向に向かっています。
留学経験が就活で「武器」になる3つの理由
統計データから分かる通り、留学者数は回復傾向にあります。では、企業はこの「留学経験」をどのように評価しているのでしょうか?就活でアピールすべきポイントを整理しました。
1. 圧倒的な「適応力」と「主体性」
言葉も文化も違う環境で生活し、課題を乗り越えてきた経験は、入社後のストレス耐性や柔軟な対応力として高く評価されます。特に「自分で考えて行動したエピソード」は、面接官に響く強力な武器になります。
2. 異文化理解に基づいたコミュニケーション能力
単なる語学力だけでなく、「バックグラウンドが異なる相手とどう合意形成を図るか」という経験は、グローバル展開する企業にとって非常に魅力的なスキルです。多国籍なチームでプロジェクトを動かす際に欠かせない能力と見なされます。
3. 視野の広さと情報収集力
日本国内だけでは得られない視点や、現地の生の情報に触れた経験は、新しいビジネスアイデアの創出やリスク管理の場面で役立ちます。皆さんが海外で感じた「日本との違い」は、立派な市場価値になります。
就活に向けて準備しておきたいこと
留学経験を最大限に活かすために、以下のステップで自己分析を進めておくことをおすすめします。
- 「なぜ留学したのか」の目的を再確認する:漠然とした理由ではなく、当時の志を言語化しましょう。
- 現地での具体的なエピソードを書き出す:失敗談こそ、皆さんの人間性や成長を伝えるチャンスです。
- 今後の仕事にどう繋げるか結びつける:留学で得た強みを、志望企業でどう発揮したいか具体的に伝えましょう。
まとめ
最新の調査結果からも分かる通り、海外へ挑戦する学生は着実に増えています。しかし、大切なのは「留学した事実」そのものではなく、そこで皆さんが何を感じ、どう成長したかです。
留学で培った経験は、就職活動という場だけでなく、その後の長いキャリアにおいても必ず大きな財産となります。自信を持って、皆さんの経験を伝えていきましょう!
