「将来はグローバルに活躍したい」「就活のガクチカ(学生時代に力を入れたこと)として海外経験を積みたい」と考えている皆さんに朗報です。海外留学は多額の費用がかかるイメージがありますが、日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を賢く利用すれば、夢の実現がぐっと近づきます。 今回は、国内大学生が利用できるJASSOの奨学金制度を分かりやすくまとめました。
1. 留学スタイル別!選べるJASSOの奨学金
JASSOの奨学金には、返還不要の「給付型」と、卒業後に返還が必要な「貸与型」の2種類があります。 皆さんの留学プランに合うものを見つけてみましょう。
給付型(返還不要)
返さなくて良い、非常にメリットの大きい奨学金です。
| 制度名 | 対象となる留学 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 学部学位取得型 | 海外の大学への進学(学士号取得) | 原則4年間の支援。月額13.9万〜35.2万円。 |
| 大学院学位取得型 | 海外大学院への進学(修士・博士号) | 修士2年、博士3年。月額17.7万〜38.8万円。 |
| 協定派遣 | 日本の在籍大学のプログラム(8日〜1年) | 短期留学向け。在籍校を通じて申し込みます。 |
| トビタテ!留学JAPAN | 自分で設計する留学プラン(1ヶ月〜1年) | 成績・語学力不問!インターンやボランティアも対象。 |
貸与型(返還必要)
将来的に返していく資金です。第一種(無利子)と第二種(有利子)があります。
- 第二種奨学金(海外):学位取得目的の進学が対象。
- 第一種奨学金:「大学院学位取得型(給付)」に採用された方のうち、経済的理由で追加支援が必要な方が対象。
- 国内貸与奨学金の継続:日本の大学で借りている奨学金を、短期留学中もそのまま継続して借りることが可能です。
- 留学時特別増額貸与奨学金:短期留学の際、一時金として増額して借りることができます(有利子)。
2. 気になる「いくらもらえる?」月額の目安
給付型の奨学金は、留学先の地域によって金額が変わります。主な国・地域の例を見てみましょう。 +1
| 区分 | 主な国・地域 | 学部学位取得型(月額) | 大学院学位取得型(月額) |
|---|---|---|---|
| A | カナダ・アメリカ・英国など | 352,000円 | 388,000円 |
| G | ドイツ・フランス・イタリアなど | 194,000円 | 230,000円 |
| F | 中国・韓国など | 189,000円 | 227,000円 |
3. 失敗しないための注意点
奨学金の検討にあたって、以下のポイントを必ず押さえておきましょう。
- 早めの準備が鉄則:募集は留学開始の前年度に行われることが多いです。1年以上前からの情報収集を推奨します。
- 成績や語学力の基準:多くの給付型制度では、GPAやTOEFL/IELTSのスコアが求められます(例:学部型は5段階評価で3.7以上)。
- 併用不可のケース:他の団体からの奨学金と併用できない場合があるため、募集要項をしっかり読み込みましょう。
- 支給のタイミング:基本的に留学が始まってからの振込となります。入学金や渡航直後の費用は別途準備が必要です。
4. 留学を就活の武器にするために
就職活動において、単に「海外に行きました」というだけでは不十分です。「なぜその国なのか」「そこで何を学び、どう成長したのか」を語れるようになることが重要です。
JASSOの公式サイトやInstagramでは、実際に奨学金を得て留学した先輩たちの「留学体験談」が多数掲載されています。 先輩たちの計画の立て方や現地での活動を参考に、皆さんだけの留学ストーリーを描いてみてください。
