企業セミナーとは何か

企業セミナーは、別名企業説明会とも呼ばれている就職活動において初期のステップに登場するプロセスです。国内の就職活動においては、まず企業セミナー/説明会にまず参加が求められ、そしてその後エントリーシートと履歴書を提出することで選考が始まります。

企業セミナーは、学生にとっては企業担当者から直接企業についての説明を聞ける機会であり、企業にとっては、自社に興味を持つ一定数の学生に伝えたい情報を伝える機会でもあります。

いずれにせよ、企業担当者からより多くの情報を得ることにより、双方のミスマッチを減らすことができます。

ボストンキャリアフォーラムの企業セミナーは2種類ある

ボストンキャリアフォーラムでは、会場の種類別に2つのセミナーがあります。

まずは、きちんとしたセミナールームで開かれるセミナーです。セミナールームは企業ブースとは違う場所にあります。2016年は面接ゾーンの横にセミナールームが併設されていました。

セミナー

このセミナールームは、数十人が参加できる規模で、ボストンキャリアフォーラムのサイトからスケジュールを確認することができます。このセミナーは事前予約が必要で、当該企業に応募した後に企業から案内が来るので、そこで予約することができます。
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もう一つは、企業ブースで企業が個別に開くセミナーです。このセミナーは通常は予約不要で、時間になったらその企業のブースに行くと先着順で参加することができます。例えば、同じ企業でも、以下のLINE社のようにセミナールームで開く場合もあれば、企業ブースで開く場合もあります。

Line企業説明会

ボストンキャリアフォーラムで企業セミナーを開く企業は少数派

ただ、そうは言っても日本国内の就職活動と異なり、ボストンキャリアフォーラムで企業セミナーを開く企業は全体から見ると少数派です。例えば、ボストンキャリアフォーラム2016においては、2011社中、26社だけがセミナールームでの企業セミナーを開いています。これは全体のたったの12%でしかありません。

各企業が実施したセミナーの回数を1日目から3日目まで並べてみたのが以下の表になります。

企業名 1日目 2日目 3日目
DELOITTE-デロイト トーマツ コンサルティング 1 1
アクセンチュア 1
ブラックロック・ジャパン 1 1
ROBERT WALTERS 1 1
メットライフ生命保険 1
グラクソ・スミスクライン 1
テルモ 1
新日本科学PPD 1
日本イーライリリー 1
商船三井 1 2
アマゾン ジャパン 2 2
WALMART 1
楽天 1 1
博報堂 / 博報堂DYメディアパートナーズ 2 1
ビルコム 1 1
外務省 1 1 1
国際協力機構(JICA) 1
エクスペディア 1
KPMG JAPAN GROUP 1
EY JAPAN GROUP 1
東レ 2
LINE 1
日本政策投資銀行 1
国際協力銀行 1
岡三証券 1
日清食品ホールディングス 1
合計 27 13 1

上記の表を見ると、以下のようなことがわかります。

セミナーは初日が最も多く、実施回数が減っていく

41回実施されたセミナーの中、65%が初日に実施されています。2日目が31%、そして最終日は1社のみになっています。これは、セミナー実施企業にとってはセミナーが選考の最初のプロセスであるため、早めに実施する必要があるからです。

内定を貰う上では、セミナーの参加は必須ではない

実施回数が限られていることから、当然応募者全員がセミナーに参加することはできません。これは逆に言うと内定を貰う上では、セミナーの参加は必須ではないということを意味しています。

そもそも、企業側はボストンキャリアフォーラム当日までに事前の面接オファーなどを通し、最も欲しい学生を一定数囲い込んでしまっているため、企業から見た最も欲しい学生たちはセミナーに参加せずに早々と面接に進んでしまっているのが現実です。