エントリーシート(ES)の目的と書き方のポイント

 

エントリーシート(ES)とは

エントリーシート(ES)とは、就職活動の書類選考の方法の一つで、その目的は候補者の中から面接に進める学生を絞り込むことです。エントリーシート(ES)によって、候補者が提出した履歴書やレジェメだけでは分からない側面を図ることができます。

通常の日本国内の就職活動では、企業説明会や筆記試験、面接の前に行う企業がほとんどで、手書きからオンラインまで様々な形式があります。中には説明会終了後にその場でESを書かせる企業もあります。

ただ、ボストンキャリアフォーラムの場合は、エントリーシート(ES)の提出は必ず応募時と決まっています。

エントリーシート(ES)の書き方のコツ

エントリーシートですが、書き方のポイントがいくつかあります。

見た目に気を配る

手書きでも、パソコンのタイプでも、読み手のことを考えて読みやすフォーマットにするのは基本中の基本です。具体的には段落や箇条書きを効果的に使いましょう、ということです。

結論と具体例を効果的に使う

書く内容はどんなトピックでも結論から書くようにしましょう。結論から書くという概念は留学生であればTOEFLの勉強をする中で自然に身についていると思いますが、日本語で書く場面になると急にマインドが元に戻ってしまう人もいるので注意してください。

また、何かを主張した後は必ず具体例で主張をサポートするようにしましょう。逆にいうと、具体例が提示できない主張は説得力がないということです。

企業とのミスマッチに気をつける

例えば、業界の違うA社とB社の2社がまったく同じエントリーシート(ES)の設問を提示したとして、同じ回答を使うことができるのでしょうか? も

ちろん設問にもよると思いますが、基本的には答えはNoです。自分が書いた内容が、その企業が求める人材にあっているかどうか、よく考えるようにしましょう。

例えば、常に細かいチェックが求められる監査法人のような企業に、マーケティングリサーチの経験を伝えても、読み手の方はまったくピンとこないはずです。

自分の長所をうまく表現する

エントリーシート(ES)は自分を売り込む機会の一つです。何か他者に負けない強みがあるなら、それらをうまく取り入れて書くようにしましょう。もちろん、そこで書く内容は、企業が求める人材像に合致している必要があります。